2016.11.29
冬の富士山登山(吉田ルート)のメモ(登山日2016年11月26日)
冬の富士山登山(吉田ルート)のメモ(登山日2016年11月26日)
■ルート
中の茶屋~馬返し~5合目佐藤小屋~7合目東洋館上の標高3000m付近まで
■駐車場
中の茶屋
北口本宮富士浅間神社から中の茶屋までの道は、雪かきはされているものの、
凍結、ワダチがあり、FFハイブリッドのマイカーはワダチの中央部に底を何度かこすってしまった。
中の茶屋には1台だけ車が駐車されていた。
駐車場というよりは開いているスペースに車を停める感じ。
トイレは無し。
■中の茶屋~馬返し(ロード)
道路の除雪はされていなかった。
北口本宮富士浅間神社から中の茶屋までと比べ、明らかに積雪量は多い。
道は完全に雪と凍りに覆われていた。
30センチ前後の積雪量だったが、パウダースノーのためそれほど苦労せずに歩けた。
重機と思われるタイヤ跡が馬返しまで続いているのみで一般車のものは無いように見受けられた。
■馬返し~5合目佐藤小屋
馬返しには1台も車は駐車されていなかった。
トイレは無し。
馬返し~2合目まではトレースがあったが、2合目より上はトレース無し。
(2合目までのトレースは御室浅間神社近くでテント泊(ビバーク)の先行者が歩いた跡)
積雪は20~30センチほどだったがパウダースノーのためそれほど苦労せずに歩けた。
アイゼンは不使用。
5合目佐藤小屋が近づいてからの斜面(アスファルト道を越えた後)がラッセルとなりきつかった。
佐藤小屋は営業していなかった。(下山時には営業していた。)
佐藤小屋前で5分ほど小休止をしたが、日が当たっておらず急速に寒さを感じるようになった。
(休憩をする場合、6合目のほうが適しているように思える。)
■5合目佐藤小屋~6合目安全指導センター
佐藤小屋~6合目まではラッセルとなることが多くきつかった。
6合目で10分ほど休憩。(5合目佐藤小屋前に比べだいぶ暖かかった)
■6合目安全指導センター~7合目東洋館上の標高3000m付近
登山道は夏道を歩いた。
7合目までのツヅラ折の登山道はほとんど積雪が無かった。
6合目~7合目はアイゼンとピッケルは不使用。
7合目トモエ館から上で12本爪アイゼン着用、ピッケル使用。
7合目から上はラッセルとなる場所が増え、ペースが上がらなかった。
標高3000m付近まで登り、下山した。
■下山
7合目~5合目佐藤小屋
複数グループ?合計10名ほどの登山者とすれ違った。
5合目の六角堂に2張り。5合目佐藤小屋周辺に4張りほど?テントが設営されていた。
登山時には営業していなかった佐藤小屋が営業していた。
(宿泊の場合、要事前連絡)
5合目~中の茶屋
5合目から馬返しの間で10名ほど?とすれ違った。
ビバークのテントは登山時に張られていた2合目の1張りのみ。
馬返しには10台ほど車が停められていた。
(ランドクルーザー、X-TRAILなどが多数)
馬返しから中の茶屋までは往路同様にロードを歩いたが、ワダチの中央部には車の底をこすった跡が続いていた。
(ランクル、X-TRAIL以外の車のものと思われる。)
冬の富士山登山はアイゼン・ピッケル等の完全雪山装備とハイレベルな雪山技術が必要ですので念のため。
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2016.07.01
富士山の火口 金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
これで3回目の金鳥居~富士山剣ヶ峰の日帰り往復ですが、
今回が一番きつかったような気が・・・。
ピッケルを持ってきたりで装備が重かったってのもあったのかも。
登山口には全くと言っていいほど雪がありませんでしたが、
火口にはさすがに沢山の雪が残っています。
つららができていました。
6月も半ばですが、3500mの標高では夜は氷点下。
お鉢めぐり中☆
ヘロヘロになりながらも岩によじ登る。
剣ヶ峰へと続く「馬の背」
この最後の登りは本当にキツイ!
雲上をお散歩。ヘロヘロになりながら 笑
さて、あと少しで折り返し地点です。
金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
金鳥居~北口本宮冨士浅間神社~吉田遊歩道~中の茶屋~馬返し~5合目佐藤小屋~吉田口山頂(久須志神社)~お鉢巡り(左回り)~富士山剣ヶ峰~久須志神社~吉田口・須走口下山道(8合目付近から登山道を使い下山)~往路と同じルートで下山
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富士山登山にも絶好の場所
2016.06.29
金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
金鳥居~馬返し~佐藤小屋~6合目と登ってくると、
当然、疲労が蓄積されます。
疲労が蓄積した中を登るのが金鳥居からの日帰り富士登山の醍醐味♪
ただ・・・、
今回は仕事が忙しく、仕事後のランニングがほぼできていない状況で臨む富士山。
「トレーニングができていない」という精神的な負い目からか、
実際に心肺機能に刺激が入っていないのか・・・。
例年に比べ、息を吸っても酸素を肺に取り込みきれていない感じがしました 汗
息を吸い直すことが多く、とにかく苦しかったです。
山中湖
「本格的に登山をしている人は富士山なんかに登らない」なんて言われることもありますが、
この景色はやはり富士山だからこその景色☆
佐藤小屋の小屋番さんも言われてましたが、
今年は富士山も雪が少ないとのこと。
とにかくきつかったですが、あと一息で吉田口山頂。
吉田口山頂に到着。
狛犬が迎え入れてくれます。
鳥居をくぐるとすぐに久須志神社前に出て、吉田口山頂に到着
ちなみに久須志神社はまだ冬季閉鎖中でした。
久須志神社は富士登山競争のゴール地点。
仕事が忙しくて出場できるかわからないですが、
なんとしてでも出場したい。
さてさて、お鉢巡りへと向かいます♪
金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
金鳥居~北口本宮冨士浅間神社~吉田遊歩道~中の茶屋~馬返し~5合目佐藤小屋~吉田口山頂(久須志神社)~お鉢巡り(左回り)~富士山剣ヶ峰~久須志神社~吉田口・須走口下山道(8合目付近から登山道を使い下山)~往路と同じルートで下山
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富士山登山にも絶好の場所
2016.06.26
長い道のり 金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
金鳥居から富士山に登る場合、
登山でも富士登山競争でも、
北口本宮冨士浅間神社から馬返しまでが本当に長く感じます。
登山の時はただ、長く感じるだけなのでまあ良いですが、
それなりのペースで登り基調のロードを走らないといけない富士登山競争では本当につらい区間 泣
ちなみに、アスファルト道と吉田口遊歩道は並列してます。
富士登山競争はアスファルト道がコースで、登山では遊歩道を歩きます。
「中の茶屋」が浅間神社~馬返しのほぼ中間にあります。
江戸時代から続くと言われる中の茶屋にロマンを感じます。
「山頂まで597分」と言われてもピンときません 笑
少しだけ富士登山競争のコースを歩き、その後すぐに遊歩道に戻りました。
馬返しまで続く地獄のロード・・・。
今年も富士登山競争にはエントリーしてますが、果たして出場できるだろうか 泣
開催日の金曜日、仕事休めるかな~ 汗
ここからは、馬が進むことができないほどの斜度になることから「馬返し」と呼ばれるようになったという馬返し 笑
自分は逆にここからが楽しい♪
512分とか、148分とか言われてもやっぱりピンとこない 笑
2合目くらいから佐藤小屋までは、
なんと、昨年の富士登山競争で自分とほぼ同じタイムでゴールしたと言う方と一緒に登りました。
もちろん二人とも本気モードで。
佐藤小屋で早くもコーラを飲みました 笑
たぶん、ここから先の小屋はまだ営業してないと予想しての飲み溜めです。
(ちなみに、やはり小屋は営業していませんでした。2016年6月18日現在)
小屋の方いわく、今年はやはり雪が少ないとのこと。
山頂まで登山道に雪は無いと教えてくれました。
念のために持ってきたピッケルがただの重りになることが決まりました 笑
いつもどおり、コースタイムの半分といったところでしょうか。
金鳥居から佐藤小屋(吉田口5合目)までは3時間ほどかかりました。
6合目の富士山安全指導センターもまだ閉鎖されたままでした。
さすがに入山料の徴収もされてない 笑
富士山から富士山を見上げるとやっぱり懐が深く、果てしなく高い。
さて、ここからが本番♪
金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
金鳥居~北口本宮冨士浅間神社~吉田遊歩道~中の茶屋~馬返し~5合目佐藤小屋~吉田口山頂(久須志神社)~お鉢巡り(左回り)~富士山剣ヶ峰~久須志神社~吉田口・須走口下山道(8合目付近から登山道を使い下山)~往路と同じルートで下山
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富士山登山にも絶好の場所
2016.06.24
長旅の始まり 金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
富士山の一の鳥居にあたる金鳥居(かなどりい)。
富士吉田市役所をスタートとする富士登山競争でもスタートから約1キロほどで金鳥居を通過します。
山と高原地図でも、金鳥居からコースタイムが記されています。
金鳥居から日本最高峰富士山剣ヶ峰までは距離にして約21キロ、
累積標高差約6000mとかなりな長丁場です。
今年で3度目の金鳥居からの日帰り富士登山。
まずは通称「富士みち」を進みます。目指す富士山頂は遥かかなたに。
金鳥居の中に富士山。
1、2回目はまだ暗い時間に歩き始めましたが、今回は既に明るくなってしまいました・・・。
金鳥居にタッチ。
北口本宮冨士浅間神社に到着。
こちらの鳥居も立派なものです。
登山前にお参り。お邪魔いたしますのご挨拶を。
拝殿に突き当たり、右奥に進むと、
富士登山道吉田口に。
鳥居の脇には「冨士北口登山本道」の文字が。
富士講の銅像も出迎えてくれます。
一度、浅間神社を出てアスファルト道を100m程進みます。
いよいよ吉田口遊歩道に入ります。
馬返しまでのこの遊歩道が長い・・・。コースタイムで2時間30分といったところでしょうか。
行きはまだいいですが帰りがね。
昨年よりも熊出没注意の張り紙が増えてました・・・。
今回、看板をよくよく見て初めて知りましたが、
この遊歩道は以前は自動車道だったようです。
さあ、長山旅のスタートです♪
金鳥居からの日帰り富士登山(往復約40km・累積標高差約6000m)
金鳥居~北口本宮冨士浅間神社~吉田遊歩道~中の茶屋~馬返し~5合目佐藤小屋~吉田口山頂(久須志神社)~お鉢巡り(左回り)~富士山剣ヶ峰~久須志神社~吉田口・須走口下山道(8合目付近から登山道を使い下山)~往路と同じルートで下山
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☆富士山登山にも絶好の場所